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漢方薬で不妊症や内科・皮膚科の病気を改善、漢方医学を専門とする富士市の影山薬局

TEL 0545-63-3150

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Sさん  31才女性 会社員 1人目不妊症

治療歴など
タイミング(排卵誘発剤使用7回)→人工授精1回→不妊症漢方服用→妊娠出産 
AMH基準値下回る(詳細数値不明)
稽留流産歴1回
基礎体温は黄体期が7日と短く、産婦人科にて黄体機能不全と言われる。
排卵誘発剤を使用するも、月経周期は23日前後と短く、体外授精へのステップアップも考えているとのこと。妊娠しやすい体づくりのための漢方薬を希望。1年と5か月目にして自然妊娠、のちに無事出産されました。

経過
X年5月〜11月
子宮に血を集め、黄体期をしっかり作るための土台作りをするための処方を服用スタート。
ご本人の希望で、人工授精と併用して不妊症漢方薬を服用。卵胞の発育不全や、ホルモン剤の副作用等でこの間3回人工授精を試みるも、結果は陰性。
X年11月
体外授精にステップアップ。漢方薬は一時休止の申し出。
X+1年4月
年末に体外受精を試みた結果、妊娠反応が出たが、その後流産してしまった。
再び漢方薬で妊娠、出産に向けた不妊症漢方薬を希望。処方変更あり。
X+1年10月
自然周期にて妊娠報告、その後、無事出産されました。

ご主人様の海外赴任があり、治療にとても焦りがありましたが、体外授精で流産後、妊娠がゴールではなく、出産することがゴールだと自覚された様子でした。
出産に向けた強い体つくりを希望され、生理周期が安定したころに妊娠されました。
(漢方薬は、1年程度服用されました)
妊娠した時にはすでに不慣れな海外生活に入っていたので、とても不安が強かったようでしたが、出国前から妊娠中も服用できる漢方薬に処方変更しておいたので、とても心強かったとのこと。海外では不妊症漢方薬が手に入らないそうです。出国前に長期処方にて対応をしました。

感想
こちらの方は、体外授精までステップアップしたのちの2度目の流産で、妊娠してもそこからがスタートだと強く自覚されました。
不妊治療中の方は、様々なストレスや制約がありますが、それは人それぞれです。それを無事乗り越えられたことが、とても嬉しかったです。



Iさん    41才女性  会社員  1人目不妊

治療歴 なし
妊娠反応なし
一般不妊検査にて異常はないが、なかなか妊娠しない(一年)とのこと。冷えや疲れやすさを自覚していたので、妊娠しても不安があるとのことで、代謝を上げて元気をつける漢方薬を希望されてきました。

経過
X年10月〜X+1年3月
漢方でも体質的異常はそれほど見当たらなかったため、子宮を温め、血を増やす婦人薬を用いて体質改善スタート。
年齢や症状、季節を考えて、煎じ薬を調合し服用してもらいました。服用してすぐに冷えが楽になり、夕方になると出てくる仕事疲れがなく、元気が出てきているとのこと。時折、仕事でストレスがたまると睡眠が浅くなるとのことで、頓服薬として睡眠改善の漢方薬を数回分お使いになられました。
冷え、疲れが改善し、体調も良い日が続いた6ヶ月目、自然妊娠され、つわりや軽度の貧血が出ましたが、何事もなく高齢出産をクリアされました。
悪露が完全に出るまで産後も漢方薬を継続されました。時々、育児中のストレスで、別の漢方薬を使っておられますが、お子さんの成長を励みに育児を頑張っているとの言葉です。

感想
婦人科では異常が全く見られない不妊症のカップルはとても多くいます。ややホルモン値が低いとか、経血量が減ってきた、小さな子宮筋腫があるなどは、直接的な不妊原因とはならないことが多いそうです。疲れや冷えなどは、日常的な症状で慣れを生じやすく、問診ではくみ取りにくい部分です。
この方は、漢方薬服用後に、やや黒みを帯びた沈んだお顔色が、日を追うごとに良くなってくる様子が印象的でした。女性は、不妊治療において、いろいろな薬を服用され、副作用から美容面を心配される方が多いように感じます。
この方は、漢方薬だけで出産されましたが、美容面が改善していくことで、妊活中でも明るく気持ちを保てたとの言葉です。女性ならではの思いに納得させられました。


Hさん  33才女性  会社員 1人目不妊症

治療歴など
タイミング(排卵誘発剤なし)→不妊症漢方薬服用しながらタイミング法(排卵誘発有り)→妊娠出産
不妊症一般検査ではホルモン値は低いが異常ではないとのこと。基礎体温表からは黄体機能不全、もしくは無排卵月経が疑われる。
妊娠反応なし 生理不順30〜60日周期
生理周期を安定化させ、妊娠しやすい体つくりのための漢方薬を希望。漢方治療2年目に実施した人工授精にて妊娠、のち無事出産されました。、

経過
X年6月〜9月
通年性の重度のアレルギー性鼻炎があり、春の杉やヒノキのアレルギー時は、生理周期が乱れるほど強いアレルギー反応が出てしまう。
排卵誘発剤やほかのホルモン剤等を服用すると、手が付けられないほど鼻炎が悪化してしまうため、まずはアレルギー性鼻炎に配慮した漢方煎じ薬を服用。
X年10月〜X+1年2月
漢方薬服用後、例年悪化する秋のアレルギーが楽になっているとのことだが、月経不順でなかなかタイミングが取りづらい。外気の冷たくなる冬を待たず、処方を変更後、月経が35〜40日くらいで安定してきた。基礎体温は黄体期に下がったり、卵胞期に上がったりとガタガタ落ち着かない様子。
X+1年3〜4月
スギ花粉症が再燃し、とても辛そう。安定していた月経周期が再び不順に。ただし基礎体温、排卵検査薬の結果から排卵はしている様子。
X+1年5月
アレルギー症状が落ち着いてきたので、人工授精を実施。不妊症漢方を服用する前は、体が薬を受け付けなかったが、排卵誘発剤は服用できるようになった。2回目の人工授精にて妊娠反応陽性、その後、漢方薬を継続されながら無事出産された。

感想
重度のアレルギー性鼻炎を持っており、抗アレルギー剤などは効かず、また、不妊治療中にケミカルな薬は飲みたくないとの意向も強い方でした。
アレルギー反応が強いときは、必ず生理不順になってしまうということで苦労されていました。アレルギー症状が不妊症漢方薬で改善したころに、排卵誘発剤を使って人工授精されて妊娠されました。月経周期は40日と長めの方でしたが、排卵までに時間がかかっても、妊娠しやすい環境とタイミングが合えば、妊娠できるということを感じ記憶深いです。
後日、娘さんの妊娠、出産に苦心されていたお母さまの涙が、とても印象に残っています。



Mさん   37才女性  1人目不妊

治療歴 なし
妊娠反応 なし
婦人科等での検査、治療は一切なく、ご主人様が、奥様の希望で漢方薬の○○散を希望して相談にお見えになりました。ご本人様(奥様)とは一度もお会いすることはありませんでしたが、代理のご主人様より体質をお伺いし、ひたすら○○散を処方させていただきました。
すべて、ご主人様との代理相談ですが、奥様の体が温まり、元気に過ごしているとのこと。
服用1年9か月、一切の処方変更なく継続の後、妊娠、無事出産されたとのことです。出産前に漢方薬を休止、産後は悪露が下りるまで同一処方を継続されました。

感想
遠方からの電話相談等で、ご本人様と直接会わないケースはありますが、全て代理相談であった特殊なケースとして記憶しています。
また、季節や体質の移り変わりなどで、処方を調節することが漢方の基本ですが、一度の処方変更なく妊娠されたケースとして思い出深いです。季節や体質が移り変わり、より良い処方を提案出来たのですが、奥様の思いを尊重しました。後にご主人様から、奥様が○○散に特別な思い入れがあったと聞いた時、漢方の理論より優先すべき個人の思い入れがあることを考えさせられました。
妊娠出産された奥様はとても喜ばれ、感謝のお言葉を頂きました。

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