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COPD慢性閉塞性肺疾患  (肺気腫・慢性気管支炎)

増加の一途を多たどるCOPD

かつては肺気腫、慢性気管支炎と呼ばれていた病気ですが、現在はこの二つを明確に分けることは難しいとの事でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と言う名前で呼ばれています。喫煙と加齢が主たる原因と言われています。30%を超える喫煙率と高齢化社会を迎える日本にあって、今後も増加していくと言われています。

肺気腫

COPDとはどんな病気?

慢性的な咳や痰、息切れなどを主症状とする肺の病気です。肺はガス交換をする臓器で、肺胞と呼ばれる小さな袋が無数に密集して出来ています。
ガス交換をするうえで、空気は必ず肺胞を通過して体内に取り込まれたり体外に排出されているのですが、この肺胞や気管支に慢性的な炎症が起きているため呼吸がスムーズにできなくなります。

タバコや大気汚染物質、加齢などが主たる原因で、40代以降から罹患する人が増えてきます。一度破壊されたり繊維化した肺は元の機能を取り戻すことはありません。病気はゆっくりと時間をかけて進行していき、咳や痰・息切れは悪化し生活の質を著しく低下させます。
肺の機能低下の影響はゆっくりと全身へ広がり、体重減少、疲労感、肺高血圧症、骨粗しょう症、消化性潰瘍、抑うつなどの影響が出やすくなります。
気管支拡張剤やステロイド、去痰薬などによる治療が行われます。


東洋医学ではCOPDをこう考えます

東洋医学では体が滞りなく機能するためには気が充実している必要があると考えます。
気とは概念的なものですが、エネルギーとかパワーと言う表現の方がピンとくるかもしれません。私たちが気を得るには食事(胃腸)と空気(肺)から得ていると考えられています。食べ物は熱量を持っていますから、エネルギー源であることは現代人にも理解しやすいですね。食事から熱量を得るには酸素を取り込み燃焼させなければならない事を考えれば、呼吸機能の低下は気の不足を招くことも理解できるかと思います。
COPDは東洋医学では肺気虚(呼吸機能の低下から派生する症候群)と呼ばれる状態がベースにあると考えています。肺気虚が常態化することで複雑な様相を呈した状態と言えるのです。

慢性気管支炎

漢方薬でCOPDを治す

漢方薬でも失われた組織を回復させることはできません。残された機能を温存し、不快な症状を低減させ生活の質を高めるようにします。
肺気虚の四君子湯をベースに去痰、鎮咳、補陰、活血などの処方が応じます。漢方薬で生活の質の改善がみられますが、生活習慣の見直しや養生を怠ると辛い症状は再発・進行してしまいます。

病期によって体質が変わり多愁訴となってくるため、季節の変わり目や他疾患との兼ね合いを見て処方決定し、適宜調節しながら病気の予防改善を試みます。中高年以降の方に多い病気であることから、肺病として考えるのではなく、全身病として生活の質を落とさないような対策をしていく事となります。お気軽にご相談ください。



コラム

せきやたん、息切れを諸症状とするCOPDは、今後とても増えてくると思います。大気の汚染による肺の障害だけでなく、超高齢化社会を迎えるにあたって、生きてきた時間に比例して肺の老朽化が進むことを考えれば当然です。
東洋医学では、気の来源は胃腸と肺の両輪が正常に機能してもたらされると考えています。それぞれ脾気とか肺気と呼びますが、胃腸の弱りなどには比較的早い段階で目が行くものの、肺の弱りは随分と後にならないと養生しないものです。

肺気の鍛練法として気功や呼吸法などがありますね。ヨガや瞑想、禅などの世界にも呼吸を重きにおいた鍛練法がある事から、肺気をおろそかにしない古人の姿勢がうかがえます。

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